苗の育苗について
1.バラ苗の増殖法
播 種:台木用の苗は、野バラの種を播種して無農薬で育苗します。
挿し木:ミニバラなど、容易に挿し木できるものに適用します。
接ぎ木:必要最小限の品種を接ぎ木します。
※なお、バラの増殖の事前調査として、バラの作出年、農林水産省の品種登録データ、特許情報プラネットフォームの商標登録などで調べます。
2.バラ苗の農薬使用について
無農薬苗:
食用のバラは、育苗から販売まで、一貫して無農薬とします。
農薬使用苗:
お客様からプレゼント・イベント用に見栄えある苗を強く求められます。また、環境悪化や異常気象で苗を全滅させるような事態も予測できます。これらの場合には、下記のことを守り、最低限の範囲で農薬を使用します。
・食用バラの栽培場所と育苗する場所は、農薬の影響がない距離とします。
・農薬を使用した苗は、農薬の影響がなくなるまで(約半年間)食用のバラに転換しません。
※農薬等の使用を低減した栽培(特別栽培農産物)で「安心!広島ブランド」認証の取得を目指します。